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-動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の違い-

最近、「植物性乳酸菌だから腸まで生きたまま届く」といったフレーズで話題のヨーグルトが増えてきました。植物性乳酸菌と動物性乳酸菌はどこが違うのでしょうか?
ヨーグルトという商品が世に出た最初の頃は、「赤ちゃんの腸内から分離された」といったものが圧倒的に多く販売されていました。
これらは、動物性乳酸菌と呼ばれるものです。赤ちゃんの腸内という恵まれた環境にいた乳酸菌ですので、比較的環境の変化に弱いとされており、ヨーグルトにして食べても、なかなか腸まで届かないと言われていました。
一方、漬物などの酸味のある野菜を食べる習慣というのは、いろいろな国で存在しますが、これらも乳酸菌の働きで酸味がついているものです。これに関与する乳酸菌は、植物性乳酸菌と呼ばれている種類です。
外界の様々な悪環境でも生きていける抵抗力のある乳酸菌が多く、これを使ってヨーグルトをつくると、胃酸に負けることなく腸まで生きてたどり着ける強い乳酸菌である可能性が高いということで、各社が競い合うように探したのが始まりです。
人の消化器の能力は、人それぞれ!100人いれば100の環境が存在します。必ずしも、耐酸性の強い植物性乳酸菌でなければ生きたまま腸には届かないというわけではありません。
現実に、赤ちゃんの腸内には、外界から入ってきた乳酸菌が生きたまま、腸内細菌として存在しているわけですから、動物性乳酸菌でも生きたまま腸まで届くことは可能です。
ただ、成長した人の腸内にはいろいろな細菌が住み着いていますので、乳酸菌が定着しにくいという問題が有り、少しでも生きたままの乳酸菌が腸まで届いたほうが、よりよい環境になるということで、植物性乳酸菌の方が動物性乳酸菌よりはその確率が高いということです。




ヨーグルトの原材料「乳製品」と「生乳」の違い

ヨーグルトを購入すると、原材料の欄には「生乳」、「生乳、乳製品」、「乳製品」と表示されている三種類があります。 ヨーグルトそのものが乳製品なのに、原料が乳製品というのに違和感を覚える人もいるのではないでしょうか? 厚生労働省が出している「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(通称:乳等省令)においてその違いが定義されています。 それによると、生乳というのは、牛から絞ったままの乳のことを言います。 皆さんが飲んでいる牛乳は、飲料として飲んだり、料理に使ったりするために、最低限の加工をしているものです。 さらに突っ込んで説明すると、最低限の加工というのは、殺菌や成分調整などの、食品衛生法をクリアするための加工を言います。 それに対し、「乳製品」というのは、もうひと加工したものです。 ヨーグルトは、生乳や脱脂粉乳(スキムミルク)に乳酸菌を作用させて造った乳製品です。ヨーグルトの原料欄に記載されている、「乳製品」というのは、脱脂粉乳や全粉乳、濃縮乳、クリームを意味します。 生乳で作るのが最も天然に近くかつ効率的なのですが、成分が不安定で乳酸菌でヨーグルトを造るときの条件設定が難しくなります。 一方、粉乳、特に脱脂粉乳は成分的に安定しており、それを原料とするヨーグルトは安定した品質のものができます。 生乳にこだわっている企業は、酪農場と契約して生乳を入手するわけですが、ヨーグルトを製造する際には粉乳を使って成分の誤差を調整するのが主流です。 生乳のみで造っているというのは、かなりの技術力があるというように理解してよいでしょう。 ちなみに、クリームや濃縮乳を使うケースは、味をマイルドにし、より美味しくいただけるようにするためです。



ヨーグルトは口臭に効く?

嫌な口臭の原因はいくつか考えられます。 にんにくなど臭の強い食品を食べた時に口の中に残る臭いなどの、一時的な原因 口の中にいる雑菌が増えたことが原因 歯周病や虫歯が原因 胃腸の調子が悪いことが原因 などです。 特に、目に見える原因や覚えのある原因が無いのに、口臭がきついというケースでは、胃腸障害が原因という可能性が高いです。 胃腸の調子が悪い場合の口臭というのはどんな場合なのでしょうか? ピロリ菌は、酸性の強い胃でも生きたまま活動できる細菌で、胃炎や胃潰瘍さらには胃がんの原因になる菌として有名です。 胃の中でピロリ菌が増加すると、その臭が口臭として直接吐き出されることがあります。 また、腸の中に悪玉菌が増加すると悪臭成分が発生することがあります。 この悪臭成分は期待ですので、腸から逆流して口から出ていくこともありますし、血液中に入り込んだ後に、吐く息とともに体外に排出されることもあります。 こういった、内臓系の原因による口臭は物理的に排除することが難しいので、その原因を排除しなければ、なかなか改善することができません。 こんな時には、ヨーグルトが有効な場合があります。 全てのヨーグルトが有効というわけではありませんが、ピロリ菌の増殖を抑えるガゼリ菌は、特に、胃の不調が原因である場合には有効です。 ヨーグルトに利用されている乳酸菌は、酸に強く、強い酸性を示す胃の中でも生きていますし、そのまま腸まで到達することもできます。 腸内に悪玉菌が増加したことが原因の場合には、善玉菌を増やし腸内の細菌バランスを調整する整腸作用のあるヨーグルトは効果的です。



ヨーグルトは疲労回復に効果があるの?

ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、生きたまま腸までとどき、小腸や大腸の中で善玉菌を増やし悪玉菌よりも優位な状況にしてくれます。 その結果、腸の活動が活発になるとともに、宿便として腸に溜まっている老廃物や毒素が体外に排出されます。 腸内がキレイになることで、余分な脂肪や毒素が体外に排出されるだけでなく、必要な栄養素の腸壁からの吸収も効率的になります。 食事から取られる脂溶性のビタミンは脂肪とともに吸収され、体の中に蓄積されていきますので、普段の食事で不足しているということは滅多にないのですが、水溶性のビタミンは水に溶ける分だけ吸収が早いのですが、水に溶ける分だけ排出も早いので、体内では不足しやすいビタミンです。 水溶性のビタミンB群やミネラルは、炭水化物や脂肪の代謝を助ける成分で、この栄養素の存在により炭水化物や脂肪を分解・燃焼させてエネルギーに変える反応が活発になります。 ヨーグルトは腸の正常な活動を支えて、腸を元気にしますので、効率的にエネルギーを生み出すのに必要な栄養素の吸収を効率よくする効果が期待されます。 体のエネルギーが豊富になれば、溜まった疲労物質の分解やトレーニングなどでダメージを受けた筋肉の修復や補強も効率的になります。 また、脂肪の燃焼が進むことで、ドロドロ血液がサラサラ血液に変わり、さらに代謝活動が活発になり、ますます効率的になってきますよ。 以上が、ヨーグルトで疲労回復できる理由です。



ヨーグルトで眠くなる?不眠症対策にいいってホント?

ヨーグルトを食べることで、腸の働きが活発になると、それに合わせて、小腸におけるセロトニンの生産も活発になります。 セロトニンは、アドレナリンやドーパミンといった脳を刺激する物質の活動を抑え、精神を安定させる作用がある物質です。 セロトニンの不足は、集中力の低下やストレスに対する抵抗力が低下するとともに、うつ病や睡眠不足などの症状にもつながります。 実は、人の体にあるセロトニンは、小腸の粘膜に90%程度有り、脳には2%程度しかありません。 小腸でのセロトニンの働きは、腸のぜん動運動を活性化することにあります。 小腸で生産されたセロトニンは脳には運ばれないということです。 しかし、脳にある神経細胞でつくられるセロトニンの原料になるのはトリプトファンというアミノ酸は、小腸から吸収されて脳に運ばれます。 乳製品に含まれているタンパク質は、トリプトファン含有量が豆乳についで2番目に多い食品ですので、間接的に脳のセロトニンを増やすのに貢献していると考えられます。 実際のところ、ヨーグルトを食べるようになってから、うつ病が改善し、睡眠不足が解消されたという報告もありますので、間接的な効果は十分にあると思います。 ヨーグルトの働きで、小腸のセロトニンの生産が活発になって、小腸の栄養素の吸収能力が高くなれば、体の中の様々な合成が効率よく行くわけですから、うつ病に限らず、色々な意味で睡眠不足が解消することになるのではないかと思います。



ヨーグルトの美肌効果

ヨーグルトの整腸作用はどのヨーグルトにも共通している機能です。 ヨーグルトを食べることで、腸の活動が活発になると、便秘の解消により老廃物の排出が効率化され、脂肪の代謝が活発になり、血流が改善されます。 血流の改善は、エネルギーの供給につながるとともに、腸から吸収される栄養素を必要な場所に効率的に運ぶことができます。 一方、お肌の老化は、お肌に必要な栄養素の合成能力の低下が原因ですので、合成に必要な物質と必要なエネルギーが供給されることで、お肌が健康的になるというわけです。 お肌に弾力を与えるコラーゲンや保湿さように貢献するヒアルロン酸やセラミドといった物質が不足してくることが、お肌の老化の最大の要因と言えます。 また、それらが原因となる二次的な効果として、紫外線などの影響で発生する活性酸素を処理しきれなくなりお肌の健康を維持する成分が破壊されるという現象が起こります。 これによって角質層が劣化してくるために、お肌の水分蒸発が促進されて起こる乾燥肌や シワ、肌荒れなどの肌トラブルに発展してきます。 ちなみに、コラーゲンの減少は、筋肉の弾力性や強度にも影響します。顔の皮膚の下にある表情筋も筋力低下が起こってきます。そうなると、お肌のたるみや小じわの発生にもつながります。歳をとるとほうれい線が目立つようになるというのもこれが原因です。 ご紹介させていただいたように、ヨーグルトによる整腸作用は、本来持っているお肌の機能を発揮するのに貢献してくれますので、お肌のターンオーバーを支え、潤いやハリツヤのある若々しいお肌をもたらすとともに、それを維持する美肌効果が期待できるのです。



ヨーグルトはコレステロールを上げる?下げる?

ヨーグルトの効果の中で、案外知られていないのが悪玉コレステロールを下げる効果です。 といっても、コレステロール量そのものを下げているのではなく、善玉と悪玉コレステロールのバランスを調整できるというということです。 ヨーグルトの原料は牛乳なので、脂肪が増えるのではと考える人もいるかもしれませんが、原料欄に乳製品と書かれているもののほとんどは、脱脂粉乳が使われていますし、生乳にしても成分調整しているものが多いですよ。 血液中のコレステロールは全く不要というわけではありません、善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが大事なのです。ただ、メタボの傾向がある人は、どうしても悪玉コレステロールが多くなりやすいというだけなのです。 悪玉コレステロールは、肝臓で合成されたコレステロールを血液に乗せて必要な場所に運びますし、善玉コレステロールは不要なコレステロールを肝臓に運んで分解を助けています。 これらの反応を支配しているのは、肝臓細胞が作る反応をコントロールする酵素というタンパク質であり、酵素を作り出すタンパク質は腸から吸収されているわけですから、ヨーグルトの整腸作用がコレステロールのバランスを調整して、蓄積と燃焼を効果的に行いコレステロールの低下に貢献しているというわけです。 また、中には整腸作用以外の機能で脂肪の吸収を抑えているヨーグルトもあるのですよ。 クレモリス菌と言ってカスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌です。 この菌は、菌のまわりに細胞外多糖類(EPS)を大量に作ることで有名な菌で、まるで、スライムのようにプルルンとしたヨーグルトになるということで、今はフジッコが商品で販売しています。 この菌の作る細胞外多糖は、脂肪との吸着力が強く、腸内の余分な脂肪をくっつけて、排便とともに排出する能力にたけているということです。



ヨーグルトはいつ食べたら効果的?朝・夜?食前・食後?

「ヨーグルトはいつ食べるのが効果的ですか?」という質問は、思った以上に多くあります。実は、この答えが結構難しいのです。 どのような目的、どんなふうに体を改善したいのかによって、食べるべき時間は変わってきますし、代謝能力や内臓の能力は個人差の影響が結構大きいので、一概にこれという答えがないのです。 もしそれを、答えられるとすれば、その人の診察をしたかかりつけのお医者様くらいですね。 専門家としての見解を言わせてもらうと、いつ食べるのが効果的と断言しているのであれば、それは嘘かもしれません。おそらくは、その人の個人的見解でしょう。 そもそも、食品ですので、いつ食べても構いません。 絶対的に言えるのは、乳酸菌は大人の腸内では、しっかり留まるということがありませんので、毎日食べる必要であるということです。 「腸内にとどまる」とか「腸内で増える」とか言って販売している商品はたくさんありますが、どれくらいとどまるのか。どの程度まで増えるのかということまで言っているところは見たことがありません。 毎日食べていれば、ヨーグルトに含まれている乳酸菌は腸内で増えてくるでしょうし、便秘気味の人は少なくとも排便するまでは腸にとどまっているはずです。 これからご紹介する内容も、ある意味個人的見解ですので、反論のある方もおられるかもしれません。 腸内の消化吸収を快適に行いたいのであれば、食べ物が腸に入ってくるまでに、腸内環境を整えておく方がベターですので、食間に摂るのが良いかもしれません。一日に3回も4回もお通じがあるのであれば、乳酸菌も一緒に出ていきますので、排便後に食べるほうが良いと思います。 そもそも酸に強くて腸まで届くといっても、食べた直後で胃がいっぱいのところに乳酸菌が入ってきたところで、腸まで行く方法がありません。 また、朝のお通じを期待するのであれば、夕飯時にデザートとして食べるほうが良いのかもしれません。



ヨーグルトの上澄み液「乳清(ホエイ)」の栄養と効果

乳清というのは、牛乳から不溶性のカゼインと呼ばれる乳タンパクを除いてできる、半透明の液体のことをいいます。 黄色っぽい液体で、牛乳由来の水溶性のタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるので、代謝を活発にし、健康に良いというのは間違いありません。 乳清には、二種類あるのをご存知ですか? ヨーグルトやチーズをつくるときに出てくる乳清と工業的に牛乳からカゼインを集めるときに出てくる乳清の二種類です。 ヨーグルトやチーズで出てくる乳清は、タンパク質がある程度分解されてオリゴペプチドやアミノ酸といった吸収されやすい形に変化した低分子物質が増えていますし、牛乳中の乳糖もオリゴ糖に変わっています。 でも、工業的に出てくる乳清は、カゼインを塩酸で処理して固めただけですので、成分としては乳糖が多く、後は水溶性のタンパク質とミネラルが中心です。 一気に大量に取ると、乳糖不耐症と言って下痢や発熱を伴うことがありますので注意が必要です。 普段から、牛乳を飲むと下痢気味だという人は気をつけてくださいね。 さて、乳清に含まれるタンパク質ですが、子牛の成長に必要な栄養素が豊富に含まれているわけですから、体に悪いわけがありません。免疫グロブリンや血清アルブミンの他にラクトフェリンといったタンパク質も含まれており、免疫力を高めたり、体を構成するタンパク質の原料としても使われたりします。 この効果を利用した化粧品もあるくらいです。 乳清に含まれているタンパク質は、グルタチオンを増加させる効果もあり、抗酸化物質として働いてくれるそうです。 さらに、鎮静作用のあるβ-ラクトグロブリンやα-ラクトアルブミンも含まれていますので、ストレスを和らげ、睡眠不足にも効果があるという報告もあるようです。



ヨーグルトの1日の摂取量の目安

はっきり言って、ヨーグルトをお腹いっぱい食べるという人はいないと思いますが、どれくらいの量が一日の摂取目安量と考えれば良いのでしょうか? 特定保健用食品として認定されていないヨーグルトでは、薬事法の関係で摂取目安量を表示することが来ませんので、わからない人の方が多いと思います。 しかし、実際にはメーカーでは、そのあたりの試験は必ず行っているので、メーカーに直接聞くほうが良いのかもしれません。 特に、整腸作用以外の機能を持つヨーグルトの場合は、少し特殊なところがあります。 製造している各社のホームページにあるQ&Aなどを利用して、どのようなことが記載されているか調べることをオススメします。 Q&Aに記載がなければ、フリーダイヤルのお客様相談室などでも聞くことができます。実際そういった部署には様々な疑問がぶつけられているようで、関連企業の研究所に勤務していた時に、お客様相談室から、「どう答えるのが良いのか」問い合わせが来たこともあるくらいです。 メーカーに聞かなくてもわかるレベルで言うと、整腸作用用途でヨーグルトを食べる時の目安でしょうね。 整腸作用で考えるのであれば、どのヨーグルトも大体同じような量になっているはずですので、特定保健用食品として認定されているヨーグルトが良い目安となると思います。 それで見てみると、一日の摂取目安量は100ミリリットルだそうです。これは、100ミリリットル以上食べてくださいという意味であって、上限という意味ではありません。



ヨーグルトの食べ過ぎが体にもたらす影響

ヨーグルトという食品は、結構歴史のある食品です。 世界に目を向けると、数千年前から食べられていたという話もありますし、日本でも奈良平安時代に食べていたという記録があるそうです。 ヨーグルトを食べ過ぎて、何か問題があるとすれば、酸性食品であることから、空腹時に摂取することで胃に負担がかかるとか、牛乳由来の乳糖の影響でお腹が少しゆるくなる可能性がある程度と思われます。 乳酸菌そのものは、過去に食中毒に関わっているものは見出されていませんし、商品の製造過程でも雑菌が入りにくい商品で、トラブルも起こりにくいです。 繰り返しになりますが、乳酸が含まれていて酸性度の強い食品ですので、効果があまり目に見えてこないからといって一気に大量に食べると、胃に負担がかかるということもありますし、加糖タイプですと大量に食べると糖を取りすぎることになりますので、注意してください。



ヨーグルトで体調不良?遅延型アレルギーの症状

ヨーグルトは歴史の長い食品で、食べ過ぎて体調不良を起こしたという例は非常に少ない、安全性の高い食品です。 ただし、人によっては、いくつか懸念される注意点もありますので、ヨーグルトを食べてこういった症状に覚えのある人は注意してください。 乳糖不耐症 牛乳に含まれている糖質は乳糖といって、ちょっと特殊な二糖類です。乳酸菌が好んで利用する糖質ですので、ヨーグルトやチーズを作るのには有効ですが、乳糖を分解する能力が欠落している人は結構いるみたいです。 こういった人の中には、乳糖が腸内に入ることで、軽い消化不良を起こし、お腹がゆるくなる人がいます。これが乳糖不耐症と言われる現象です。こういった方は普段でも牛乳を飲むと温めていても下痢をするという傾向があります。 遅延型アレルギー 免疫力を高める効果を評価されているヨーグルトですが、食べ過ぎることによってヨーグルトがアレルギーになるようなこともあるそうです。 便通改善や代謝の活性化を目的にヨーグルトを食べているという人は多いと思いますが、熱心に食べ過ぎて、疲れが抜けなくなったり、お腹がゆるくなったりといった軽い症状が出る人は、遅延型アレルギーという食物アレルギーが発症している可能性があります。 ヨーグルトに限らず、脂肪を含む食品に多く見られる症状だそうです。 もともと持っているアレルギーと異なり、毎日同じものを食べていることが原因ですので、たまには、ヨーグルトの種類を変えるなどの変化を付けて食べたほうが良さそうですね。



ヨーグルトとの食べ合わせが良い食品、悪い食品

ヨーグルトは、万能な健康食品というイメージが強いですが、組み合わせることで効果が倍増という食品もあれば、これと食べるとかえってマイナスといった食品も存在します。 食べ合わせが良い食品 ヨーグルトといえば乳製品ですので牛乳由来のカルシウムが豊富に含まれています。そこで、オススメするのがカルシウムの吸収を助けてくれる食品との組み合わせです。 カルシウムは、骨の形成に役立つだけでなく、鎮静効果があります。イライラの解消から不眠解消まで、効果は盛り沢山!カルシウムの吸収を助長するのが豆乳に含まれるタンパク質です。 また、豆乳の甘味はオリゴ糖由来ですので、乳酸菌の増殖にも効果的です。 整腸作用とともにピロリ菌対策に有効なヨーグルトでは、生姜を合わせることで、より効果的に口臭予防ができます。特に、乾燥させた生姜や加熱した生姜はショウガオールという殺菌効果の強い物質が増えています。 食べ合わせが悪い食品 牛乳由来のヨーグルトは、陰性食品と言って体を冷やす食品に属しています。もし食べ合わせを考えるのであれば、冷え性の人は、ヨーグルトに他の陰性食品を組み合わせるのは避けたいところです。 バナナや南の国のフルーツは陰性食品が多いので要注意です。 ただし、バナナなどにはオリゴ糖が含まれていますし、ヨーグルトは甘みのあるフルーツと合うので痛しかゆしといったところです。冷え性でない人は問題ありませんので、フルーツと組み合わせて美味しく頂いてください。 後、あまり組み合わせる人はいませんが、里芋に含まれているシュウ酸はカルシウムの吸収を邪魔するので、一緒に食べない方が良いと思います



美容・健康に良い砂糖の代わりのおすすめトッピング

ヨーグルトに含まれる乳酸菌を、少しでも腸内に留めておきたいのであれば、腸内で乳酸菌が増殖しやすい環境を作る必要があります。 オリゴ糖は、乳酸菌の増殖因子と言われる物質で、悪玉菌と呼ばれる細菌は利用することができません。だから、ヨーグルトを食べる時には砂糖よりも、オリゴ糖、あるいはオリゴ糖を含む甘味料を使うことをおすすめします。 オリゴ糖を利用することで、乳酸菌の増殖が活性化され、腸内の細菌のバランスが善玉菌に有利な状況に変わってきます。 オリゴ糖はそのままシロップや粉末として販売されているものがたくさんあります。 中でも、ガラクトオリゴ糖は牛乳由来の乳糖を原料にしたもので、乳酸菌が最も利用しやすいオリゴ糖と考えられています。特に、ビフィズス菌が利用しやすいオリゴの代表ですので、ビフィズス菌のヨーグルトを食べるのであればガラクトオリゴ糖は、超オススメです。 もちろん、市販されているオリゴ糖は、乳酸菌の増殖因子として販売されていますので、どれも効果があります。オリゴ糖を構成する糖成分によって甘味の度合いが変わりますので、自分にあった甘味のものを探してくださいね。 フラクトオリゴ糖は砂糖を原料にして作られるオリゴ糖ですし、イソマルトオリゴ糖はビールの原料にもなっている麦汁が原料です。砂糖に含まれる果糖と呼ばれる糖質は、最も甘味の強い糖質ですので、プレーンヨーグルトの酸っぱさが苦手という人には、フラクトオリゴ糖がおすすめです。 美容成分ということであれば、はちみつもオススメです。 はちみつには、オリゴ糖はありませんが、美容に良いビタミンB群やビタミンKが含まれています。



ヨーグルト以外の乳酸菌を含む食べ物・飲み物

乳酸菌というとヨーグルトというイメージが強いですが、糠どこにも住み着いていますし、キムチの発酵にも利用されています。 糠どこには乳酸菌の他に酵母も含まれており、酵母が造るアルコールが雑菌を予防するとともに、乳酸菌が乳酸を作る原料としても働いています。乳酸は野菜の繊維をほぐしますので糠漬けの野菜はハンナリするとともに、酸味が付加されます。 韓国のキムチも、多種類の微生物が関与しており、その中に乳酸菌が含まれています。 すぐき漬けも乳酸菌の乳酸を利用した漬物です。 海外でよく食べられるザワークラウトという酸味のあるキャベツも乳酸菌による発酵食品です。ホットドッグなんかに挟まれている酸味のあるキャベツです。 いずれにしても、乳酸菌が製造に関わっていますので、食べる時には強烈に洗わずに食べることがおすすめです。 日本酒を作る過程でも、乳酸菌が利用されていますので、酒かすには乳酸菌が含まれています。ただし、速醸といって、乳酸菌が増えてくる工程を省いて作るお酒のつくり方もありますので、そういった作り方をしている酒粕には乳酸菌は入っていません。 味噌や醤油にも、植物性乳酸菌が含まれており、それらに含まれる乳酸菌は耐塩性が強いことが知られています。 飲み物では、乳酸発酵したお酒があります。乳酸菌にはヘテロ発酵と言って、乳酸以外にアルコールも作る乳酸菌がいます。これらが酵母とともに発酵してできるアルコール飲料がマッコリという韓国のお酒です。



ホットヨーグルトの効果

最近流行りのヨーグルトの食べ方に、ホットヨーグルトというのがあります。 作り方は、電子レンジがあれば簡単にできるので、その手軽さとマスコミで取り上げられたのがブームの要因ですね。 目新しいだけでなく、結構有効なヨーグルトの摂取方法ですので、興味のある方はぜひ試してみてください。 さて、ホットにするとヨーグルトにどういう効果が現れるのでしょうか? 第一は、ヨーグルトに豊富に含まれているカルシウムの吸収効率が上がるということです。 「怒りっぽい人はカルシウム不足」ということをよく聞きます。カルシウムには、骨を形成するための原料以外に鎮静作用という働きがあります。強い骨を作るとともに、精神衛生上の効果も期待でき、イライラ防止や睡眠不足の解消も期待できます。 第二の効果は、お腹を冷やさずに済むということです。ホットヨーグルトは腸を冷やすことなく腸の活動を活発にする効果が高くなります。 腸に限らず、消化器官は体温付近が最も効率的に活動できる温度ですので、温めたものを食べることは有効というわけです。 ヨーグルトは、体を冷やす陰性食品の代表みたいな食品です。牛乳が陰性食品ですのでそれは仕方のないことですが、そのマイナスの効果を少しでも打ち消してくれる食べ方がホットヨーグルトです。 ホットヨーグルトにすることで、腸のぜん動運動が効率的に行われると、排便がスムースになることで老廃物の排出も効率的になります。 きなこや黒ごま、すりおろしたショウガなどを加えると、さらに効果的です。 水の代わりに豆乳というのもおすすめです。 ダイエットや美肌にも効果的であると言えますね。



ヨーグルトの温め方

ヨーグルトは、糖質やタンパク質が豊富に含まれています。 また、乳酸もたくさん入っていますので、鍋に入れて直接火に欠けると、こげつきます。 また、ヨーグルトそのものは、せっかく生きた乳酸菌が入っているので、通常は冷蔵庫で生きたまま保管すべき食品です。 そういった背景を踏まえて、温め方というのはテレビや雑誌で公開されているものは、ほとんど同じものばかりです。 プレーンヨーグルトとはちみつと水をカップに入れて、600Wで1分、チンするというのが基本的な温め方です。 はちみつの量や水の量は好みで構いません。 温め終わったらよく混ぜて、冷たくならないうちに頂いてください。 ホットヨーグルトにして食べるとしても、その時に食べる分だけを温めるようにするというのが基本です。 電子レンジは手軽で便利ですが、電子レンジのマイクロ波は殺菌効果がありますので、加熱したヨーグルトの乳酸菌は大半が死んでしまいます。 乳酸菌は死んでも整腸作用のあるものもありますので、それで良いといえば良いのですが、どうしても生きたままの乳酸菌を腸に送り届けたい方のために、どこにも出ていない方法をお教えいたします。(もしかすると、私の調査不足かもしれませんが(笑)) 朝食前に60度位のお湯に、ヨーグルトと水とはちみつを入れたグラスを浸けておいて、朝食が終わったら飲むようにする方法です。 他にも、はちみつを加えたヨーグルトに、70度くらいのお湯を混ぜながら加えて、人肌くらいにするというのも良い方法です。 この方法ならば、乳酸菌が死んでしまうこともありません。 微生物のことを知り尽くしているから思いつく方法です。



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